頭と尻尾はくれてやれ

2019年10月15日

初心者がチャートを見て描くチャンスのイメージは、トレンドの底で買って、そのトレンドの天井で売ると言うような単純なものが多く、それだけにそこには大きな利益だけがあるように感じてしまいます。
そう言うイメージで考える戦略も当然目いっぱい儲かるようなタイミングで組み立てようとするわけです。
しかし、実トレードを行うようになるとトレンドの底で買ったつもりが、実は中段売り場の戻り目で買っていたりするような失敗を何度も味わうわけで、終わったトレンドのチャートと、目の前で実際動いているチャートのトレンドの違いを思い知ることになります。
チャンスに見える値動きで実際に自分の技量で大きな無理をせずにつかめそうな利益は、実はファンタジーの値幅の中の一部分です。
しかし、幸運にその一部を掴めても、後からチャートを見ると、これだけの振幅があったのだから、もう少しうまくやればもっと儲けられたはずだ、などと悔やんでしまいます。
絵にかいたような自分の利益イメージの中で、実際は手を出すのが難しくリスクも孕んでいて見た目は美味しそうでも、どうにも喰うに食えない部分があることを受け入れて、その食べられる範囲を理解するのにも修行が要るわけです。
食べやすいところだけを食べようとするトレードに比べて、無理に一匹丸ごと食べようとするようなトレードでは、その失敗の確率は何倍、何十倍にもなりかねないと言う事だと思います。

orange2.netより引用